「雇われる」ことのリスク

 

例えば、あなたが何かを誰かに頼むとします。

 

その場合、「そのアクションで得られる以上の報酬を雇った人に払うか?」です。

 

おそらくあなたは払わないでしょう。

 

例 「1個500円の物。これを全部売ったら利益が1,000万」とする。

 

とすると、「販売のアルバイト」を「報酬1,000万円以内」になるようにバイト料を計算すると思います。

 

 

簡単に言いますと、

 

「雇われ続ける=摂取され続ける」

 

です。

 

 

これが「わからない」人が多い。

 

 

そして「摂取されている自分を正当化」するのがうまくなってしまっています。

 

何億のプロジェクトをまとめようが、あなたに入ってくるのは

その利益のごく一部である「給料分」だけです。

 

 

イメージはこうです。

 

 

「農作物の育成マニュアル」を持っている経営者がいます。

 

貯蔵庫には「ある一定期間もつ農作物」が置かれている。

 

その経営者が肉を食べたくなった。

 

 

ではどうするか?

 

 

「ハンター募集します。報酬は米1俵!」

 

みたいな広告で募集します。

 

ハンターは「肉はすぐに腐る」と知っているので、腐らない米が欲しい。

 

 

でどうするか?

 

 

ハンターは命がけで「狩り」をします。

 

そして「その獲物の対価」で米を得る。

 

この場合、「命がけ」という部分と「肉」があなたの仕事。

 

でも経営者は「命かけなくても農作物」が手に入っている。

 

同じ「食べれるもの」なんですけどね。

 

 

これがなんの例えなのか?

 

農作物=権利収入

肉=労働収入

 

こう置換したらどうでしょう?

 

 

経営者は「自分が労働せずとも回る仕組み」のノウハウを持っています。

 

経営者にとってもっともやっかいな種族は「賢すぎる人」です。

 

なぜなら ⇒ そういった人は「独立」してしまうからです。

 

経営者は、独立を考える勇気のない人間且つ、

その中で賢い人を雇いたいと思っています。

 

 

どういうことか?

 

農作物の育て方は「社員には絶対教えません」

(この場合ハンターには農耕を教えない)

 

「もっと狩りをしろ!そうしたら米をやる!」

 

これが経営者の言っていることです。

 

 

では、MLMはなにが違うか。

 

MLMは、農作物の育て方を公開しています。

 

つまり…「狩り」や「肉」ではない、「フルーツ」や「野菜」の育て方をです。

(質が違う収入)

 

だから最初に「土を耕しましょう」と言います。

(土を耕す=マインドセット・考え方・捉え方を変える)

 

すると、「目先の狩り」に慣れた(つまり労働収入に慣れた)人は

「そんなことやってお腹満たされます?」とか言うわけです。

(消耗品は最初はなかなかお金になりませんからね)

 

だから「サラリーマンはやめるな」と言うわけです。

 

腹が減っては土を耕せないですし、1つの収入の柱に依存しない方がいいですから。

 

しかし、少しづつでも「狩り」をしつつ、「農作物の農園を持つ」ことができれば、

いずれ「農作物を報酬にハンターを雇えます」

 

すると、⇒自分は「狩り」をしなくてよくなります。

 

農作物のできる土地を持ってない時、

(=権利収入を持ってない人)

 

当然誰でも最初は「狩り」からなんです。

 

だから「ハンター」をするのは別に間違いじゃない。

 

 

でも、僕が問いたいのはいつまでもハンターだったら、「肉体的衰え」がきた時にどうしますかということ。

 

緊急で重要=狩り

緊急じゃないけど重要=農園を持つ

 

こう置き換えしたらわかりやすいですか?

 

 

若いうち、何も持ってない時は「狩り」からスタート。

 

でもいずれ「農園のオーナーにシフト」し、そこでできた果実でハンターを雇えば、

肉体的にハンター生活が厳しくなっても「食べるものには困らない」

 

違います?

 

 

ところが・・・

「狩りで頭いっぱい」だと、そういった「大局」を考えられなくなります。

 

刹那的に・・・腹減った⇒狩り⇒食べた⇒なくなった⇒最初に戻る。

 

この繰り返しの中に、どうやって「農園のオーナーになる」があります???

 

 

 

ちょっと怖い計算してみてください。

 

サラリーマンの生涯獲得金を全部貯金しても3億円に届きません。

 

でも老後は(ここでは65歳と仮定)80歳まで残り15年。

 

この15年、年収いくらで過ごしたいですか?

 

計算したことありますか?

 

ここであなたの計算に「抜けているであろう金額」を加算してください。

 

それは「医療費」です。

 

その額を「今日からあなたが毎月貯金できる額」x65歳までの年数で計算してみてください。

 

さて、「足りえている人」いますか?

 

世の中の9割の人は「資金不足」です。

 

では何故そんなことになったのか???

 

⇒ハンター生活さえ続ければ、老後「肉がもらえる(年金)」と思い込んでいたからです。

 

それが「幻想だった」ことはとっくに気付いているはずです。

 

物価の上昇、年金開始年齢の引き上げ、消費税アップ、保険料アップなどなど。

(これからのコロナ収束後の世界はとんでもなく酷くなるはずです。)

 

 

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緊急で重要=狩り

緊急じゃないけど重要=農園を持つ

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の後者を「年金」に期待したんです。

 

 

今75歳以上の人の時代は「まるで老後農園を持ったかのごとくただ「年齢が60歳以上」というだけで権利収入が入ってきました。(=年金)

 

ところがこれはとっくの昔に破綻しています。

 

払える若い世代がいなくなれば崩壊します。

 

で、今は超がつくほどの少子高齢化社会です。

 

当然年金は税金は国民の義務だから払います。

 

でもそれは「今の高齢者の人たちへの感謝」として払うのであって、

僕自身は「もらえるとは期待してない」です。

 

 

だから「自分の農園」を「狩りをしながら」構築する必要があるのです。

 

 

 

「狩り」から開放されたから、人間は「文化的生活」が送れたと思うんです。

 

「労働収入から開放された人達」が集まるともっとワクワクドキドキするような毎日が待っているような気がしませんか??

 

 

 

今、本当に思うのですが、

「狩りのハンターばかり」の集まりと、

「農園オーナーの集まり」とは違う会話になります。

 

 

ハンターは・・・

 

「先日部隊で狩りに行ったら、トラにかまれてさー」

「上司の指示ミスでライオンにひっかかれたんだよねー、

ちゃんと見とけっつーの」

「上司次第で狩りの結果って変わるよなー、

あーあ、命の危険とかない職場がいいなー」

「そういえば農園で人募集してたぜ?」

「マジ!?だったらトラとかライオン相手しなくていいじゃん。

アホな上司の指示ミスで命の危険とかないじゃん!」

・・・こんな感じですかね(笑)

 

※トラ⇒クレーマー

ライオン⇒嫌な客

 

 

 

でも農園オーナー達は、

 

「今度世界遺産見に行こうぜ!」

「お、いいねー。」

「じゃあ果実の収穫作業、怪我したハンター雇ってやってもらっておくよー」とか。

 

 

 

これが、ハンター(雇われる側)と農園オーナー(雇う側)の会話の違いです。

 

 

あなたは今どちらですか?

 

これから数年後あなたは、

 

まだ雇われる側ですか??(ハンター?)

 

それとも雇う側ですか??(農園オーナー?)